26-Dec.11th ,1968

新しい服が欲しくなって
広い部屋にも住みたくなって
もっともっとたくさん楽しみたいから
働くことが一番
まじめだねと人にちゃかされ
他にとりえもないと頭をかいてる

やりたいことさえ選べずに
言われたことをこなしては
逃げるようにひとりになりそっと振り向く
休まずやりとげ褒められて
得意になりはしゃいでも
ドアをしめた後は ただの弱虫

雑誌の山にうずもれて
自分の写真壁に飾り
ハンガーの隙間くぐって暮らしている
ここは工事中だと言われて
それでも通せと怒鳴っては
泥をはねとばすように人を傷つけた

たぶん素晴らしい自分に
自分でも好きな自分に
自然になるはずなんてもう思わない
頼らず すがらず 強がらず
悩まず 焦らず ごまかさず
思うことの逆ばかり 逆ばかり

だけど明日からも明日からも
泣いたりなんてしないよ
どんなに淋しくしたって
笑ってきたじゃないか
頑張れるよ頑張れるよ
迷っていたっていいんだ
Woh 泣いたりしないよ

愛がすべてを救うから
どんな女も救うから
黙って胸に飛び込めばいいと抱かれて
誰に謝るでもなくて
誰を恐がるでもなくて
真夜中にふいに目が覚めて震えてる

だけど何でもない何でもない
ひとりぼっちじゃないよね
どんなに疲れていたって
出かけていくじゃないか
きっといつか きっといつか
幸せつかんでいいよね
Woh つかんでいいよね

だけど明日からも明日からも
泣いたりなんてしないよ
どんなに淋しくしたって
笑ってきたじゃないか
頑張れるよ頑張れるよ
迷っていたっていいんだ
Woh 泣いたりしないよ
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