鳴る鱗

言葉に絵に色に溶けて
遊ぼう 白い国で
アナログで鳴るアナキストも
君もほら
既存?理論 投げつけても
無駄な時もあるわ
自由でない夜
その先までどうぞ

スロースターターが送る
優しいメロディも めまぐるしく
この町に飲みこまれた
ルール?決まりなんてもの
手放し 壊してくの
「君はここにいるよ」
身体を揺らして

輪のように
弧を描いて 時をかけって
蘇るの あの日の体温
記憶違い? 本当のことを知って
すべてはつながる一つの輪
運命のsoda 揺れる

不器用な手品師が見せる
フェイクワンダーランドの中で
夢の中か どうかなんて
意味がない

手毬 跳ねる 夜を越えて
支(か)うか宴や
言葉は 光で鳴る

輪に乗り
何度でも追いかけた
琥珀色に染まる君を
透明な 翠雨に濡らして
時を越え
きっと あの夏へと還る
消えても
音色 たどって
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