雨の日に逢いたくなるのはいつも君だけ。

今夜も満月になれない月をなぞって
勝手過ぎる運命ってやつを恨んだ
外からクラッカーの音が聞こえる
何処かの場所ではこの音だけで街中怯えるのに

なんて気楽なんだろう なんの泪なんだろう
今すぐ君にアイタイヨ

雨の日に逢いたくなるのはいつも君だけ
理由なんてどうだっていい
僕の好きは届いてますか?なんてくだらない質問はしないよ
…来年の桜も一緒に見てくれますか?

戻らない昨日なんて当たり前に知ってたのに
嗚呼、君が居なくちゃ‥ひたすら探す空気

風の音が煩くて耳を塞いだら余計に心が聴こえて

覚束ない記憶に苛立った
溶けかけのチョコレートみたいな僕
もう聞いてやれない悩みや不安もう見れない君の丸文字
夢中でずっと語る趣味の話

眠くなると機嫌悪くなって雨の日は何故か外に出たがった
太陽が好きで向日葵より素敵に笑うのに泣くと台風の夜より凄かった
花が好きなのに花が可哀想だと云って花屋には行けなかった
僕に好きだって何回も云うのに僕に好きかって一度も聞いてこなかった

今日が最期だとしたら皆は何を選ぶのだろう
僕は一生分泣きたいな
だから決めたよその日が来るまで
ひたすら笑う笑う微笑う僕は強がるよ

雨の日に逢いたくなるのはいつも君だけ
理由なんてどうだっていい
僕の好きは届いてますか?なんてくだらない質問はしないよ
…来年の桜も一緒に見てくれますか?
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