蛙とバットと機関銃

飛んでみた ほんとは羽のある天使がよかった
「叶わない」 そんな言葉が癖になってきやがった
飛んでみた ほんとは奴の機関銃が欲しかった
仕方なく手にした武器は折れそうなバットだった

恨んでね 無力な自分を

わたしと踊りませんか? 邪魔するそのプライドは
たいしたものではないさ 痛くない 痛くない
上がれば落ちてゆくもの 光の後は暗闇
あいつの機関銃なら 怖くない 怖くない

飛んでみた 周りには同じ顔した蛙達
抗え 私達はもう「特別」なんかじゃない

愛してね 無力な君を

わたしと踊りませんか? 邪魔するそのプライドは
たいしたものではないさ 痛くない 痛くない
上がれば落ちてゆくもの 光の後は暗闇
あいつの機関銃なら 怖くない 怖くない
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