荒野のエピローグ

真夜中にとつぜん 目をさました時
あなたの夢がとぎれた
私は部屋の中 暗い部屋の中
ひとりあなたを思った

あなたのことならば 何もかも知ってるわ
そのしぐさもくせも 愛してる人も

毎晩 あなたの声をマネして
一人芝居であなたと話している
だんだん あなたにそっくりになる
まるでここに あなたがいるようだわ

どんなに愛しても あなたをマネても
私は愛されなかった

あなたのことならば 何もかも知ってるわ
笑い方も声も みんな見ていたわ

毎晩 あなたに近づいていく
顔も体も あなたに変わっていくわ
だんだん あなたに変わっていくわ
私はこのまま あなたになっていくわ

真夜中にとつぜん のぞいた鏡に
愛しいあなたがうつった

ラララ…
あなたになった私に話しかける
ラララ…
あなたになった私を愛してみる
ラララ…
これがあなたと私のエピローグ
ラララ…
これが私とあなたのエピローグ
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