朝まで一緒に

二人でかわす
グラスの横で
ただ 1枚のレコード
回っているだけ
傾きかけてる 陽の光
たそがれ時へ 沈めてゆく

肩にふれる
あなたの手に
そっと 口びるを押しあて
よいしれる今
愛のこどうが つたわるよう
あなたの胸へ 身をゆだねる

たどりついたのかしら
あなたのもとへ
また 消え去るのなら
私のねむり
見とどけてからにして

おそすぎたわねと
強がり言えば
ふっと 笑いをうかべて
遠くを見るだけ
あなたのその瞳の奥は
どんな世界があるのかしら

たどりついたのかしら
あなたのもとへ
また 消え去るのなら
私のねむり
見とどけてからにして
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