Mangata

いつの間に僕はこんなに小さく
頼りない昨日を抱えてるの?

逢瀬を重ねた心と心は
風に流されて 今はどこにある?

変わりゆく街の灯(ひ)も
真夏の閃光(ひかり)も
喪失の世を照らせない

Mangata(モンガータ)
折れそうな心根を
憂いたあの日のあなたはもういない
けれど Mangata(モンガータ)
いつか僕らは生きた様(さま)に胸を張れるだろうか
闇に舞え Moonlight

満ちては欠けゆく漆黒の影に
人々の笑みから愛が凍え

運命を記す今宵の月光(ひかり)よ
おぼつかぬ足場に安堵を探れない

逃げ惑う夜を追う
聖者の月瞳(ひとみ)に
己を映し出すように

Mangata(モンガータ)
水面(みなも)に浮かびくる
儚き記憶と一縷(いちる)の道標(みちしるべ)
だからMangata(モンガータ) きっと僕らは
青く揺れる道をただ行くのだろう
孤独を舞え

Ah
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