街子

冷たい目に元気良く跳ねた赤いアイライナー
白黒のドレスに身を任せ体を揺らす
目を犯す彩のタイツを施して
足音鳴らす女は踊るだけ

60's 着飾って狂った芝居を始めます
正しさはいらないステージで
足音鳴らすだけ

目と目合わせて
始まった探り合いのリズムで
誇らしげに微笑んだあなたを躍らす
手と手取り合って
始まった騙し合いのリズム
透明になるのは
あなたの方よ

忍び込んだ
あなたの胸にナイフを刺す
必要なのは芝居だけ

重いコートを脱ぎ捨てて軽快なリズムで
誇らしげに微笑んだあなたを躍らす
ドレス一枚で足音鳴らして魅せるの
透明になるのは あなた
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