5000年後

5000年後のこの星は
ボルトだらけのこの体
システム ならば永遠だと
キャラメルソイラテ待っている

道の真ん中 野良猫は
クラクション鳴ってもくつろいでる
端っこを歩く心の弱さが
この星を黒く染めてきた

自販機に金が入らない 夏目漱石が睨んでいる
俺が千円札になる前から この星は自分を捨てた奴隷だらけさ

5000年後の生き物に
化石化した私の歌を
さも価値があるものかのように触られるのは虫唾が走る

業 業 5000年後 午後 ティータイムになるまでもう 会えない

5000円のライブ 五線譜に詰めすぎた音符たちに貫通させた願いは
消えてしまうから歌えるの
嫌われるほどの愛 全て

あなたと私の関係に名前なんていらないほど美しすぎるから
誰にもみつからないうちに歌に隠そう

業 業 5000年後 午後 ティータイムになるまでもう 会えない
業 業 5000年後 午後 ティータイムになるまでもう 会えない

死にたくなる時なんかより 死にたくない時が苦しいわ
死にたくなる時なんかより 死にたくない時が苦しいわ
×