12月の雨

雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色

今にもあなたが 白い息をはき
通りをわたって この部屋に来る気がして

時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

もうすぐ来るクリスマス
想い出の日には
また会おうと云った
もう会えないくせに

今でもうしろを ふとふり返れば
あなたが笑って たってるような気がして
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

時はいつの日にも 親切な友達
時はいつの日にも 親切な友達
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