チクタク

淡々と走って行く君
たかたったーと駆けてったの
あんなに遠く行っちゃったの
ああもう見えなくなってちょっと泣いた

3番線の向こう側
つったったまま見送った 小さくなっていく背中
今何してるってもう聞けない

今ここにいること 嬉しい悲しい日々は絶えず流れていく
当たり前に時が過ぎていた 君の知らない場所で

何年ぶりに帰った部屋 笑うことも泣くこともせず
待っててくれた 私の場所をあけたまま

自分のこともわかんないのに 知りたかった君のこと
恥ずかしいくらい きっと ああ 分からないまま側にいた

歩いてく 見えない明日 手探りして
今日も、何とか過ごしてるよ
走ってく 君は遠く見つめた ねぇ 君は元気かな

今ここにいること 嬉しい悲しい日々は絶えず流れていく
当たり前に時がただ過ぎていた 君の知らない場所で
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