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はななぬか

 
コインランドリーの軒先きの屋根を打つ雨音と乾燥機の振動音の中で僕は
頼りないベンチでひとり誰かが置いていった少年JUMPをめくっていたんだ。
市松模様のチェスターコートに濡れた髪を抑えながら現れた君は
コカコーラの自販機にもたれ出会って5秒後の僕に
「タオル貸して」って笑うと
冴えないつもの景色がまるで少女漫画の一コマみたいに一斉に花開いた。
そうこれは七日間という永遠であり一瞬の君の恋物語である。

僕らは産まれて初めて人間の肌に触れた魚みたいに
1日中家の中で過ごした。
腹が空けば冷蔵庫にある物をベッドの上に持ち寄って缶ビールも飲んだよ。
背を向けたままの君を抱きしめたら泣いているのが分かった
まだ雨は止まない二日目の夜。

昨日までの雨が嘘みたいなのどかな春の日手を繋いで歩いた表参道。
このまま時が止まってくれればいいのにと空を見上げて君が呟いた
そんな三日目を僕は僕はまだ覚えているんだ。

相変わらずに空は青く 夜は黒く 月は高く
愛変わらずに君を想う なのに 君は はななぬか

君が笑っても泣いても願っても構うもんかって流れてく時の流れを
僕がどうにか出来る神業なんてまるで持ち合わせてなくて
君は静かにうつむいて何かをあきらめてしまったような
そんな四日目は曇り時々雨。

私ばかりばかみたいって私に出会っても僕は何も変わらず冷静な僕で
それがなんか憎いよって君が言葉溢した五日目。
君は君はまるで何にも分かっちゃいない。

相変わらずに空は青く 夜は黒く 月は高く
愛変わらずに君を想う なのに 君は はななぬか
はらり はらり はななぬか

枯れないように散らないように君を離さない事なんてね
出来ないんだよ出来ないんだよ出来るわけがないんだよだってさ
運命と呼ぶには脆すぎて さよならも言わずに花びらよ

相変わらずに空は青く 夜は黒く 月は高く
愛変わらずに君を想う なのに 君は はななぬか

相変わらずに空は青く 夜は黒く 月は高く
愛変わらずに君を想う なのに 君は はななぬか
はらり はらり はななぬか

コインランドリーの軒先きの屋根を打つ雨音と乾燥機の振動音の中で僕は
頼りないベンチでひとり今日も誰かが置いていった
少年JUMPをめくっているんだ。