千年駅

津軽恋しや もうすぐ春が
白い雪んこ 溶けるころだよ

お岩木山に 積もった雪が
りんごの花に 姿変えたよ
ひだまりに 寄り添うように
笑うあなたが 春になる
結ばれて 嬉しかったよ
もう一度 逢いたかったよ
愛千年 風よ伝えて
この愛は この愛は 消したりしないと

降り立つ駅は 待つ人もない
津軽を駈ける 風の音だけ
それでいい 心と話す
時が一時(いっとき) あればいい
忘れたり 出来なかったよ
残されて 寂(さみ)しかったよ
愛千年 今もあなたが
恋しいと 恋しいと 伝えに来ました

結ばれて 嬉しかったよ
その全て 愛しかったよ
愛千年 風よ伝えて
この愛は この愛は 消したりしないと
この愛は この愛は 消したりしないと
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