餞の唄

溶けて 消え去ってく
僕は遠い過去の夢の中

初夏の風がさらう 届く夏の訃報さえも
焼けたアスファルトを濡らす 一雫の愛しさが

瞳(め)を閉じて いま夜空の下
僕は ぎゅっと ぎゅっと
流れ星に願った
果てなく 無限に広がる
この星空(そら)に届くように唄をうたって

夢の終わりは酷く 残酷なシナリオ
生きる それすらも嫌になって
時は無情に過ぎる 夏も終わりだね
願い一つ叶うなら 「会いたい、君に」

夏の夜風が舞う 光る街灯の下で
冷めたアスファルトを濡らす 一雫の哀しみが

瞳を閉じて いま夜空の下
僕は ぎゅっと ぎゅっと
流れ星に願った
果てなく 無限に広がる
この星空に届くように唄をうたって

夢の終わりは酷く 残酷なシナリオ
生きる それすらも嫌になって
時は無情に過ぎる 夏も終わりだね
願い一つ叶うなら 「会いたい、君に」

繋いだ手 握り締め
ずっと ずっと 涙こらえてた
いつか夢の中で 会えたなら
二人同じ歩幅で 歩いて行こう
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