夕顔~ふるえる花~

今はただ 純なあなた
手放すことが怖いの
抱き合うだけで時が
ゆらゆらと 崩れてゆく
思い出に しましょう
言いかけた言葉は
唇で ふさがれて
涙に変わったわ

愛し過ぎたら 傷つけあう
その傷に また 愛が流れ込む
どうしようもなく どうしようもなく
あなたに 走って
夕顔 ふるえる花弁(はな)
暗闇に咲く 白い花

今はただ 純なあなた
愛し貫(ぬ)いてみたいの
微(かす)かな夢を抱いて
このままで 夜明けを待つ
思い出に しましょう
もう二度と言わない
散ってゆくその日まで
私は あなたのもの

愛し過ぎて 傷つけあい
その傷に また 愛が流れ込む
どうしようもなく どうしようもなく
あなたに 流れる
夕顔 ふるえる花弁(はな)
夜明けに散る 白い花

愛し過ぎたら 傷つけあう
その傷に また 愛が流れ込む
どうしようもなく どうしようもなく
あなたに 走って
夕顔 ふるえる花弁(はな)
暗闇に咲く 白い花
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