旅立ちの日に

春は待ち詫びていたけど 寒さが緩むたび さみしい
あと僅か残された日にち 指折り数え

通い慣れた道に並ぶ 桜のつぼみはまだ眠ってる
花開く頃にはもうお別れしているんだね

二度と戻れない時間 当たり前だった何もかもが
今はとっても愛しくて ずっと忘れないよ

さようなら
旅立ちの日にこんなにも 晴れやかな気持ちになれるのは
君と過ごせた日々にきっと 悔いがない証だよ
出逢ってくれて本当に
ありがとう

何度も壁にぶち当たり 背を向けてしまった時にも
振り向けば君がいて だから立ち上がれたよ

伝えたいことがありすぎて言葉にしきれない だからね
握った手 ぎゅぅってしたの ちょっとスッキリした

何気ないおしゃべりも 強がってこぼれたあの涙も
ひとつひとつが宝物 ずっと忘れないよ

さようなら
旅立ちの日にこんなにも 晴れやかな気持ちになれるのは
君と過ごせた日々にきっと 悔いがない証だよ
いつでもそばにいてくれて
ありがとう

共に同じ夢をみて 共に壁を乗り越えた
かけがえのない思い出を胸に
新しい毎日に 一歩踏み出すよ

この先 どんな時も うつむかないで
同じ空見上げていよう
涙の果てには希望がある 思い出して旅立ちの日を

ありがとう
今日という日にこんなにも 晴れやかな気持ちになれるのは
君と過ごせた日々にきっと 悔いがない証だよ
また逢う日まで ひとときの
さようなら
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