小樽にて

雪が舞い散る 街に一人
君を探せば 心の雪が 涙に変わる
たった一度の あやまちが
今もこの胸 締め付ける
もしもあの日に 戻れたら 戻れるならば
小樽の運河で 君に詫びたくて

ガラス細工の 指輪はめて
はしゃぐ無邪気な 笑顔が不意に 瞼に浮かぶ
愛もいつしか 錆びついて
今じゃ壊れた オルゴール
泣いていないか 幸せか 幸せだろか
小樽の夜風に そっと尋ねたい

たった一度の あやまちが
今もこの胸 締め付ける
もしもあの日に 戻れたら 戻れるならば
小樽の運河で 君に詫びたくて
×