あの雲まで

あの雲まで 届くかな?
手を伸ばし 終わらない 空まで
君の事も 届くかな? 消えてゆく前に

理想の場所 癒される
陽のあたる所まで 行けたら
どんな街も あの道も 楽しくなるかな?

すべて すべて 包み込むように
大切な物なら
泣いて 泣いて 洗い流して
要らない物なら

このまま何処にでも 行ける気がするから
だから 今は 止めないで
その階段の上を 駆け上げってくから
真っ白な雲に 届いたら
少しだけ 見える気がする

わざと置き忘れたあの消しゴムは
過去を消さないため
間違ってでもいいから 覚えておきたい

どうか どうか 眺めさせてよ
見えなくなるまでは
ずっと ずっと 此処に居たいよ
ベランダの上に

空から降る希望 新しい光が
みんな 満たしてくれてる
いつか君に逢えるそう自分に言い聞かせて
扉を開いて 眩しいほどの希望を
空に放つ

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