HURRICANE

風のパティオから
お前が消えてく
焼きつけた 素肌さえ
幻に変えるのか

行きずりの炎
奪いあったのは
マルガリータのせいだと
捨て台詞 残したね

濡れた瞼 はらいながら

LIKE A LONELY HURRICANE
YOU BRING ME SAD NIGHT
さよならをまとったマーメイドさ
LIKE A LONELY HURRICANE
YOU MAKE ME SO BLUE
醒めないでくれと 願っても

デッキチェアーへと
誘ったあの夜
髪をとかす仕草が
遠い女に似ていた

“苦しめないで”と
愛せない訳を
ルージュをなぞる素振りで
最後まで隠したね

背中越しに追いかけても

LIKE A LONELY HURRICANE
YOU BRING ME SAD NIGHT
悲しみのパフューム 散らしながら
LIKE A LONELY HURRICANE
YOU MAKE ME SO BLUE
一度もお前は 振り向かず

今夜 憎みたいほど
お前を憎めなくて…
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