でく

あんたのような男 死んでしまえばいいと言って 街へ消えた
それでもかまわずに 俺はバカ騒ぎして 浮かれハネてた

今街にスターダスト まぶしいほど寒い
過ぎゆく風に 温(ぬくも)りもない でくのようにさまよう

なぜ? どうして 気付かなかったの
うつむく瞳の涙 いつも笑ってくれてた
なぜ? どうして わからなかったの
このままじゃあ とても 歩けない

街で長い髪を 見かけると思わず影を 見つめてる
二度と逢えないのに 逢えるんじゃないかと 木枯らしの中

今空にシャイニーSNOW きらめいてて 痛い
過ぎゆく季節 行くあてなく でくのようにさまよう

なぜ? どうして 見えなかったんだ
いつでも許してくれた 天使のようなおまえを
なぜ? どうして 聞こえなかったの
このままじゃあ とても 歩けない
このままじゃあ とても 歌えない
×