sleep walk

今日も光が溢れるように瞬く深夜の路上
アコースティックギター 少し狂ったチューニングで歌い始める

目を伏せて歩くにはちょうどいい頃だ
冷たい風で呼吸を測る

こんなのだって悪くはないね 綺麗だとは言えないが

この夜も眠らない街には似合わない 涙を集めたような星空
きっと君は笑って許してしまうから こんな時だけはここでいいかな

どうせ人生は自由という不可能性と踊る
だから少しだけでも このままでいたい

何か君が信じた大切なことの話をしよう
それがどうあれ今日の天気はこの後曇っていきそうだね
大体の問題なんて程度が重要だ
やりすぎじゃなきゃそれでいいのさ

この地球上に簡単な愛はない
面倒なもんだよね

この夜の光が街を照らし出して こんな僕らは空に夢を見る
きっと君は悲しんで救ってしまうから そんな時だけはここにいようかな

例えば僕にだって出来ることくらいはあるさ まあそんなに役に立たないけれど
だけどさ それでも 少しでも意味があるように

あの時の真実を教えてくれるなら少しだけの勇気を出せるよ

夜の街に輝く星空のように 一つだけは信じられる気がした
きっと君は笑って許してくれるから こんな時だけはここがいいかな

どうせ人生で全て疑うなんて現実的じゃない
なら少しだけでも より確かな方へ
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