キイロイアメノウタ feat. メロディー・チューバック / Nj

8階の窓から 見えるビルのあかり
8時を回って やっと席を立つ
電車に揺られても 窓の外は見ずに
小さな画面を 指でなぞる夜

思い出した名前打って 写真をながめて
思い出せない顔がある
パイナップルのTシャツ

いつもそこにいた いつも笑ってた
小さなあの子 いつも着ていた
パイナップルのTシャツ

小さな手のひら 小さなうわぐつ
でもわたしは あの子の顔
今は思い出せない

8階の窓辺に 映る町のあかり
8時を回って 少し重くなる
あんなに楽しくて あんなにはしゃいだ
あのころ わたしは あの子に気付かず

日曜日の夜になると 昔を思い出して
遠足の写真に写る
パイナップルのTシャツ

いつもそこにいた いつも笑ってた
あの子の夢 お菓子屋さん
それが普通すぎて

いつも走ってる いつもの笑顔で
でもわたしは  あの子のように
ちゃんと笑ってるのかな

あの子の普通さが 今のわたしには
なつかしくて 涙が出る
今も変わらないで

コンビニのレジで 見つけた小さな
黄色いアメに 笑うわたし
あの子の顔が浮かんだ
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