舞鶴おんな雨

心尽くして 愛しても
いつしか 二人に 別れ波
海鳥一羽 ひと声泣いて 誰を呼ぶ
遠くなるほど 恋しさつのる
おんな舞鶴 なみだ雨

揺れる漁火 岬宿
すべてを 許した 私です
優しくされた 想い出なんか つらいだけ
赤いレンガの 街並ひとり
おんな舞鶴 なみだ雨

きっとあの人 今ごろは
幸せ 見つけて いるでしょうか
北行く船の 最終便を 待つ港
薄い切符に 運命(さだめ)をあずけ
おんな舞鶴 なみだ雨
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