いまでも君が好きなのに

ずっとずっとそばにいた
君の声がしてる
遠い遠いあの雲を
いまはどこで見てる

風に浮かんだ桜の舟は
言えない気持ち運んでた
時が止まってくれればいいと
何度目を閉じたことだろう

思い出に咲く
花がまた咲く
そっと胸を焦がして
忘れるなんて
できるはずない
君が好きなのに

きっときっと覚えてる
同じ街の匂い
いつもいつも見てた空
いまは誰と見てる

道にひらりと楓の落葉
二人の気持ち問いかけて
夢のあとさき彷徨いながら
微笑みは涙になった

思い出に舞う
さみしさが舞う
季節だけを残して
逢えないなんて
思いたくない
君が好きなのに

月も知らずに照らす夜道が
分かれてゆくと気づいてた
時が止まってくれればいいと
あの日どれだけ願ったろう

思い出に咲く
花がまた咲く
そっと胸を焦がして
忘れるなんて
できるはずない
君が好きなのに

思い出に舞う
さみしさが舞う
次の季節 見上げて
逢いたいだけで
苦しくなるよ
君が好きだから
いまも好きだから
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