最終回

だらりと 日も落ちて過ぎていく今日を
明日任せにしているくらいには最低なんだ
おやすみ 腕の青い痣や歯型に
依存しているくらいには最悪なんだ

安心も不安も 誰かの腕の中で

手を伸ばし手に入れたもの
奪われていくのが怖いよ
手を伸ばし手に入れた今
奪われないように噛みついた バイバイ

さよなら 誰かの不幸ごとばかりを
羨んでしまうくらいには最低なんだ

絶望も憧れも 目の裏に焼き付けたまま
眠れない

手を汚し手に入れた夢
奪われていくのが怖いよ
手を伸ばし手に入れた今
奪われないように噛みついた

なんとなく大事にしてたものだって
いつのまにか居なくなっちまって
誰も代わりに打てないピリオド
終わりなんてはじめから知っても
なんとなくで指切りしたわけないじゃん
またいつかを叶えたいの絶対
誰も代わりにならないお前を
終止符を持って走り抜けて
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