光の淵

神様この声を どこかで
聴いてくれているのなら
涙を光る夜露に変えて記憶も掬って

訳も無く朝日が
明日をまた連れてくるより前に
無意味だと 叫けぶ この心の
居場所を探すのよ

絡まる答えを悲しみと呼べば
途方にくれる程 遠い星へ
誰かが私を 私はなにもかも
忘れる事など望める強さは無いの

夢なら一雫 こぼれて
運命が変わるのにね
闇夜の涙 私を 癒す事しか出来ない

囀り(さえずり)を隠した
雨の音を救いに感じれば
日差しなど 浴びる 度に影へ
吸い込まれる様な

光の淵に潜めた
孤独へ また 変わり行く
心 声に出して
手放せたら 良いのに

絡まる答えを悲しみと呼べば
途方にくれる程 遠い星へ
誰かも私も 全てなど知らない
解ける様にと 願いを浮かべて
ただ静かに 祈るよ
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