アイドル

長い微睡みは
その声で覚めたよ
燦然と輝く思い
まだ内に秘めてる

青春の残り香を
漂わすのはもう止め
一瞬の脚光に
縋る必要は無い

耳を澄ますこと忘れていて
目を凝らしてると思しき群衆
それを皮肉にして嘲笑ってる
お前のせいで憎悪孕んでる

心の中で吐く
「いつか見てろよ」と
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