four windows

あの日まで戻れたら
ふたりひとつ
同じ心を通して想えてたかな
僕の知らない窓から
飛び立っていった
君の名前を呼ぶとき
僕らひとつになる

平凡な日々
明るい場所だけ歩いた
突然悲劇が襲いかかってくるまでは
大切なものが目の前で壊されても
僕の足はなんで言うことをきかないの

苦しんで悔やんで不甲斐ない自分に
(不甲斐ないお前に)
怒りも憎しみも初めて憶えた感情
(ずっと知った感情)

そうだ、君は僕の…

あの日まで戻れたら
ふたりひとつ
同じ心を通して想えてたかな
僕の知らない窓から
飛び立っていった
君の名前を呼ぶとき
僕らひとつになる

お前の知らないお前がいる、と
言ってきた
君が指差す3番目の窓から
轟音の中砕け散った破片の先
僕をふたつに切り裂いては消えゆくの

壊れて消えていく恐怖の世界で
(在るべき世界で)
愛しさ切なさは押し殺してきた感情
(ずっと持った感情)

そうだ、お前は俺の…

あの日まで戻れても
ふたりひとつ
同じ心を通して思えてるかな
君も知らない窓から
飛び立っていった
真の名前を呼ぶとき
僕は人になる

あの日まで戻れても
ふたりひとつ
違う心を通して思えてるかな
誰も知らない窓から
解き放った
真の名前を呼ぶとき
僕ら人になれる
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