終電間際

終電間際 恋の瀬戸際
アルコールのかおり
本当に欲しい きみだけがいないの
ここにいないの

世界で一番若い時間をまとったわたし
胸のこどうが高なるチャンスを待ちわびているのよ

きみの部屋のかおりも知らないまま
終われないけど 迫る別れのタイミング

電車に乗って帰ったりしないで
気づいてるくせに
今夜こそ 2人でいたいよ
最終電車の ライトがゆらゆら
こころも揺れている
どうか驚かないで聞いてよ

きみの髪の匂いも知らないまま
終われないけど 詰まる言葉も言えずに

終電間際 恋の瀬戸際
アルコールが抜けても
このきもち 変わらないままだよ
ねぇ帰らないで!

終電間際 恋の瀬戸際
終電間際 夜の瀬戸際

このままゆらゆら
夜に溶けてゆこうよ
素直になれるきみを見たいよ

終電間際の改札口を
すり抜けたのに
電車に乗らない きみが笑った
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