君は太陽

「ねぇ 目を覚ましてよ ねぇ」
毛布越しに聞こえた君の声
いつもより優しく聞こえた
「ねぇ 早く起きてよ ねぇ」
カーテンと窓 開けて
太陽と満面の笑みで目が覚めた

手を取って歩いてく
君の嬉しそうな背中
いつまでも見守っていたいんだ
ずっと ずっと ずっと

君が笑って 怒って 涙して フテくされて
そんな君のすべてが 本当に大好きだから
もしも願いが叶うならば どうか神様
ぼくの太陽を奪わないで
ずっと照らし続けてほしい

いつもより少し元気がないと
怖いくらい
不安になってしまう
大袈裟なのかも…
でも涙が出てしまうほど
自分のことの何百倍
君が心配で心配で
口うるさい男でゴメンね
きっとこの先
変われないけれど

笑って 怒って 涙して フテくされる
そんな僕だとしても 大好きでいてほしい
もしも願いが叶うならば どうか神様
ぼくの太陽を奪わないで
ずっと照らし続けてほしい

たとえ槍が降ろうとも
ぼくは君を守り続けていく
1日 1時間 1分 1秒
笑顔で真っ直ぐ育てるように

君がこの世に生まれて
ぼくは「愛」を知ったんだ
失う怖さ 本当の幸せ
すべて教えてくれたんだ

君もいつかは この手を離れてく
そんなことはまだ想像できないけど
その日は来るから
歳を取っても枯れない愛を注いでく
生まれた時から 100年先も
君はぼくらの太陽だから

ずっと輝け太陽
×