横浜ラブストーリー

夕暮れの イブの街 桟橋を 歩いて
「友達ってこんな日 二人で会わないよね」そう言いかけた

寒いのに ゾウのハナ アイス食べて あなたは
別れたばかりの 元カノを思い出してる ねえそうでしょう?

好きじゃないふりするのは 上手くなったはずなのに
間違って素直になって しまい そうで 怖い 目を見ないで

あなたに恋をした日から 私の悩みはあなたひとつ
恋人同士に見えたら それだけで十分だから
ああもう時間が 止まれば いいのに

意地悪な 顔をして 赤レンガで あなたは
スケートしながら 転びそうな私の手を つないでた

気取らないで会えるのは 友達だからなのかな
こんなに素直に笑える 人に 他に いつか 出会えるかな

あなたに恋をした日から 私の悩みはあなたひとつ
恋人同士になれたら でも今は言い出せなくて
ああもう時間が 止まれば いいのに

雲の上を歩くような ふわふわの一日が
終わりそう 空高く 昇る 昇る 昇る エレベーター

69階のカフェで 見下ろす夜景が今ゆっくり
あなたの顔で消えていく キスをした… 信じられない
ああもう時間が 止まれば いいのに
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