剣戟の舞

夜霧 三日月 洋燈-らんぷ-が灯り
忍び迫るは 悪しき影
招かれざるものよ
我らが 御相手だ
帰るべき 場所へと
誘おう

忠義の鋼を 刃-やいば-に鍛えた
正義の鬼の出番なり

たとえ 朽ち果てるとも 誓いは永遠-とわ-
不惜身命 なおれ いざ 勝負

ぶつかり咲く 火花を
せめてもの餞に
しかと その目に おさめよ
誰がために 生きるか
迷いなき 血盟の同志-とも-よ
愛しき者 守り抜くぞ
勝利を我らに

削り
舞い踊る雅
悪を
捌く
剣戟の舞

紅き 三日月 剣となり
覚悟なされよ あぶれ者
蔓延る闇あらば
必ず光あり
貴様には 敗北が
相応しい

一手の迷いも 一糸の乱れも
正義の前に 愚問なり

道は一筋 絆の道筋を
天地神命 懸けて いざ 参る

時の流れは 常に 清き海へ
盛者必衰 それが 世の さだめ

月夜に咲く 火花の
何と美しいことか
しかと 焼き付けるがいい
他人-ひと-のために 生きれぬ
哀れなる 道化に天誅を
愛しき街 守ってみせる
勝利を我らに

削り
舞い踊る雅
悪を
捌く
剣戟の舞
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