ペーパームーン・ライト

あの日 僕ら 二人
海を眺めに来ていた
月 浮かべたりして
手を取り合い 遊んでた

夏の面影を
冬が埋め出した
あの日 あの時 あの場所で
壊れそうな 空 見上げた

ペーパームーン・ライトを
照らされて クラクラ
いつかまた 会えたら
同じ季節を送ろう

午前4時 過ぎても
ふざけ合って 笑ってた
まるで世界中に
誰もいないみたいだと

冬の思い出を
春が抱きしめる
実は 気付いていたんだろ
最後の 時が 来るのを

ペーパームーン・ライトが
海に溶け ユラユラ
もう二度と 会えないと
分かってたかのように

ペーパームーン・ライトが
優しくて フラフラ
いつかまた 会えたら
同じ季節を…

(ペーパームーン・ライトを
照らされて 夢見た)
いつかまた 会えたら
海を眺めに行こう
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