新宿風待ち酒場

誰も世間の 荒波もまれ
ひとり小舟に ゆらゆら揺れる 似た者同士
時化(しけ)の夜には 碇(いかり)を降ろす
ここは新宿 風待ち酒場 風待ち酒場
明日はいいこと 少しはあると
肩を寄せ合い あおる酒 mn…

上手い世渡り できない俺が
悔し涙を きりきり噛んで こらえた街さ
何も言わずに やさしい女将(おかみ)
ここは新宿 風待ち酒場 風待ち酒場
朝になるまで つきあうからと
のれん仕舞った 白い指 mn…

帰りたいよな 夕焼け空に
今日も路地裏 ちらちら浮かぶ なごみの灯り
生まれふるさと ちがっていても
ここは新宿 風待ち酒場 風待ち酒場
人の情けを 注ぎたし飲んで
夢に漕ぎ出す 仲間酒 mn…
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