奏世

Wake up...

囀(さえず)るように謳う魂は
蒼く澄んだ惑星(ほし)のように眩しく
君に問い掛けたはずの言葉が
知らず また僕を孤独にさせる

真夜中に舞う蜻蛉の夢
――美しく抗せよ
(I'm little doll maker
for this small garden place)

その瞳は何を見て 心に何を灯して
いくつの刻(とき)を廻るだろう
惹かれ合い、出逢うべき人に出逢う
叶わない願いの向こうで

満たされぬまま紡ぐ旋律は
冴え渡る宙(そら)の色を揺らした
絶え間なく感じられる鼓動が
ここに在る僕を肯定してる

泡沫に遊ぶ蝶々の群れ
――強かに足掻けよ
(I'm little doll maker
for this small garden place)

その瞳は何を見て 心に何を灯して
いくつの刻(とき)を廻(めぐ)るだろう
求め合い、想うべき人を想う
叶えたい願いも覚えて

誰も希みは果てなく
いま現在に繋がる縁(えにし)を結ぶ

(I'm little doll maker)

この手が創る世界が この手が創る未来が
たった一つの真実(みち)になる
惹かれゆき、求めゆき、故に惑う
いつの日か願いの向こうへ
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