夜霧の再会橋

ここでおまえと 別れたときは
うしろ姿が はずんで消えた
しあわせばかりと 思っていたが
夜霧の 夜霧の 再会橋で
さびしい笑顔 見るのがつらい

蜜でくるんだ 男のうそが
世間知らずにゃ うれしかったか
そんなに自分を もう責めるなよ
夜霧の 夜霧の 再会橋で
こうして逢えた だけでもいいさ

まわり道でも ふたりの愛を
二年かかって たしかめあえた
しあわせ迷子に ならないように
夜霧の 夜霧の 再会橋で
握った手と手 もう離すなよ
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