エンジェルシンク

あのね 数えれば いくつも終わりがあった
可愛く浮かれていたっけ
雲の影で眠っていたっけ
なんか 忘れた

ヒトの気持ちなら 抱いていたつもりが
少しづつ落っこちていて 気がついたら何も無くて
本当 ふざけていたわ

遠くに虹がかかれば
優しさを求める気分がすごくめんどくさい
あたしはまた終わりを作ればいいや
ああ つまらない

あなたが何を 願うのかを
分からないけど
叶えばいいと思った
ただ 思い出を嫌わないで

あのね 数えれば 始まりはいつもあった
どこか傷ついていたっけ
あるいは花が咲いてたっけ
ほら 忘れた

考えればいつだって
遊びに行ける気がしたから大丈夫だった
あたしまた始まりを作らなきゃね
ああ つまらない

目が乾くほど暖めてきた部屋に戻るわ
飲み切れず残してきたけど
長い夜にシラけるわ

遠くに虹を見つけた
邪魔だった

あなたが今 願う事 分からないけど
きっと 叶えばいいと思った
ただ 思い出を嫌わないで
さよなら いつか
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