MI.RA.I.

立ち込めた霧は重なり合い
急ぐ者の視界を遮る
耳を澄ませば 聴こえる 胸のざわめき
手掛かりなんて そこらじゅう 散らばる
夢見てたい 夢じゃないみたい
くだらなさに 泣いて笑う何度目の憂い
転がってたい 振り向きはしない
踏みしめてた 道を今は こう呼ぶことに しよう「未来」と

誰ひとり欲しがる事もなく
朽ち果てた理想掲げる地図
破り捨てたら 浮かんだ 時間(とき)の愛しさ
立ち止まらずに ただそこへ向かう
夢見てたい 夢じゃないみたい
抱きしめても こぼれ落ちる 追憶の果てに
転がってたい 振り向きはしない
刻まれてく 傷も今は こう呼ぶことに しよう「未来」と

重ねた指の隙間から
こぼれ落ちる風に
渇いた心臓の鼓動刻んで

夢見てたい 夢じゃないみたい
くだらなさに 泣いて笑う何度目の憂い
転がってたい 振り向きはしない
抱きしめても こぼれ落ちる 追憶の果てに
夢見てたい 夢じゃないみたい
踏みしめてた 道を今は こう呼ぶことに しよう「未来」と
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