さよなら

月明かり落ちる窓 横たわるあの日の影
凍えそうな心の隣に もう君はいなくて

たとえば…なんて思うと 余計悲しくなるけど
でも止まらない涙の訳 今も愛しているから

泣いて 泣きつかれて今夜は眠るの
声にならない“さよなら”
そう 想い出の中を駆け巡るの
傍にいたこと、愛をくれたこと
温もりたどってみるの

指輪の跡見つめて 抱きしめるあの日の影
崩れそうな心の支えは 想い出達の微笑み

泣いて 涙が枯れ果てるまで泣くの
声にならない“さよなら”
そう 想い出の中を駆け巡るの
むじゃきな笑顔、大きな背中を
何度も愛しく想う

窓に映る 白い景色と泣き顔
ぬぐい消しても 消せない真実

君が最後にくれた わがままを
もう受け止めるしかないの
泣いて 想い出の中を駆け巡るの
傍にいたこと 愛をくれたこと
温もりたどって眠るの
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