Julia

髪に飾った花が潮騒に踊ってた
砂まじりのきみの口笛 聴いていた
桜色のペディキュア 濡れたスカートの裾
時を止める魔法を覚えた そんな気がした

Julia きみに出逢う前の Julia 僕は僕じゃなくて
Julia きみと出逢ってから Julia 僕が僕になって
孤独という意味など知らない

もっと近づくためになにもかもかき集め
思い通りわがままになれと誰か言うけど

Julia そんな願いなんて Julia 叶えたくもなくて
Julia どんな欲望さえ Julia 貧しいものにして
隣りにきみ以外にいらない

Julia きみに出逢う前の Julia 僕は僕じゃなくて
Julia きみと出逢ってから Julia 僕が僕になって
孤独という意味など知らない
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