ハーモニー

君と歩く早さが違って
いつも後ろを振り返る
思えば趣味も好きな映画も
なにもかも違う俺たちだけど
気付けば自然に隣にいて
いつしか離れられなくなって
二人の凸凹な日々も寄り添って歩いてる

ひとり歌っていた書きかけの歌
さりげなく重ねてくる君の声は
ずっとはずれてるくせに
そっと心に響いて
やけに愛しくなる

この先に何が待っていたって
いつもそばで泣いて笑って
ありのまま君の全てを包んでいきたい
たとえ音がずれていたって
いつもメロディー響かせ合って
二人にしかないこのハーモニー
未来へ奏で続けよう
このままずっと

たまに些細な言い合いで
互いに意地を張り合って
ふと堪えきれずに泣き出してる君に
いつも俺が謝ってる
でもそんな涙もろい君の
「大丈夫」って言葉は
誰のどんな言葉よりも俺に力をくれる

二人歩いていたいつもの道で
さりげなく重ねてくるその右手は
思ってたよりも小さくて
でも何よりも暖かくて
ずっと守っていきたいよ

この先に何が待っていたって
いつもそばで泣いて笑って
ありのまま君の全てを包んでいきたい
たとえ音がずれていたって
いつもメロディー響かせ合って
二人にしかないこのハーモニー
未来へ奏で続けよう
このままずっと

何気ない毎日がこの心の中を
いつも温もりで満たしてくれてる
もう一秒も無駄にしない
二人で繋いでく些細な時間をずっと

何もかも上手くいかなくなって
ため息交じりの日々だって
君の笑顔があれば前にまた歩き出せる
涙で滲んでた夜も優しさ分け合えた朝も
一つ一つの思い出が俺にはあるから

この先に何が待っていたって
いつもそばで泣いて笑って
ありのまま君の全てを包んでいきたい
たとえ音がずれていたって
いつもメロディー響かせ合って
二人にしかないこのハーモニー
未来へ奏で続けよう
このままずっと

君と歩く速さを合わせて
少し遅く歩いてみる
今までずっと見落としてた
大事なものが見えた気がする
×