Lapis

この頃は守られもしない約束に慣れた
「人生はこんなもんさ」なんて
どの口が言うの?知ったかぶってさ
クルクルと変わる

夢の見方さえ忘れた大人は溢れる
それを喰う街から逃れた足で
君を呼んでいたよ

憧れていた 恋も夢も
ニセモノばかりだって大人は言うの

長いトンネルの中 途方に暮れて
『独りきりだ』って
独りよがりに思ってきたけど
「死ぬまで君と遊んでいたい」
と想いを告げた
流れ星よ 消えないで

足りないものがないなんて
不幸の極みね
興味のないことばかりで
イヤになりそうだ

物語の筋書きに夢を見て
水の中で 聞こえない声
叫んでいたけど
心 躍らせる世界に
また 会えたらいいね
夜空 月がほほ笑んだ

その手に結んで
信じ続けた 道標が
作り物ばかりだって 誰が決めた?

銀河の彼方のキンイロに気づいた
ぼくが居た場所は ずっと
まっくらな森だった
たった 1つだけの約束
胸に結んだ

道に迷ったら見上げていて
記憶のカケラ 紡ぐように

いつか 宇宙のどこかで
また 会えたらいいね
水や音に姿変えても
見えないものを見つけて
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