おわり

雨が降れば思い出す あの日のこと
まるでさっきみたい

いつも足引っ張っていた 世話になったり
迷惑ばかり

贅沢させられなくて
年がら年中 上っ面取り繕ってきたから

当たり前じゃないって
分かっちゃいたけどやっぱり動き出せなかった

ずっと夢みてたよ 野暮な夢を
駆け抜ける走馬灯 浮かんでは消えてく俺たち

この世に未練を残さないと
最期まで響け この景色見つけた俺たち

しがみついてきたけれど
これでさよなら もう終わりか

何も残せなかったけど
せめてこの時を

ずっと夢みてたよ 野暮な夢を
駆け抜ける走馬灯 浮かんでは消えてく俺たち

この世に未練を残さないと
最期まで響け この景色見つけた俺たち

忘れてくれるなよ
最期まで響け 熱を帯びた灰になるまで

雨が降れば思い出す あの日のこと
まるでさっきみたい

何も残せなかったけど
せめてこの時を
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