声飛行

漂い浮かび消え色を増し
蒼く燃えて廻り消える
螺旋を描くようなくちぶえに
透明の旋律がゆれる

名前のない花のかおり
人知れず遠くへ飛来する
つながる空ぼくら
幾何学の星のした手をつないでる

Can not hear your voice any longer
Radio waves's mischief interruption,
Can not hear your voice any longer
Radio waves's mix up conversations

走る街に溢れる闇
雲のグレイ
ぼくを照らすように
ゆっくりと空をすべり落りながら
ずっと追いかける月

風の音にまぎれたぼくの声を
聞き逃さないように
そんなふうに瞳とじて
耳を澄まして待っていてほしい

廻る永遠の夜を止めて
とぎれる電波の向こうへ
逢いに行く今から
真夜中のメトロ スピードを上げて
ぼくを運んでく 風をこえて
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