カサブランカの花束

思い思いのバイバイ 貴方の素敵な手から
またねバイバイ また一つ空を灼き付けて帰る

僕にあと何回の季節が巡るかな
毎朝水をあげた花もね 枯れたよ

今なら笑顔で 飾らない笑顔で
泣いてた夕凪も 昔話に出来るよ
震える灯し火 明日の怖さに
君の名を探して呼ぶ事も
ないと思うとそれも寂しいけど

鏡の中に 育つネガティブ閉じ込めて笑え
昨日のヘマが うれうれと後ろ指をさそうとも

「僕らは忘れる生き物だよ」
分かるけど
愛した人の顔も忘れて
どこへ行くの

心に誓った 数だけ痛いよ
何度傷ついても 分からないままで過ぎるね
仰げば尊し 眩しい光に
目を閉じて欠伸をする君を 愛していたよ

今なら笑顔で 飾らない笑顔で
泣いてた夕凪も 昔話に出来るよ
震える灯し火 明日の怖さに
君の名を探して呼ぶ事も
目を閉じて欠伸をする君も
いないと思うとそれも寂しいけど

声は聞こえてるんだ
僕ら未来になっていく
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