最後の夏

セミの声が木霊して
感覚が途切れてゆく
これは 夢か 現実なのか…

きゅんと胸を締めつける
切なさに彩られて
過去は やがて 記憶の中へ…

誰もいない放課後
好きな人の教室へ
そっと入ってみたこと
あの時の密やかな気持ち

きゅんと胸を締めつける
切なさに彩られて
過去は やがて 記憶の中へ…

蜃気楼に包まれて
感覚が研ぎ澄まされ
これは 夢か 現実なのか…

祈るような注目
浴びてマウンドに立った
忘れられない夏の中心に
あなたがいたから

ずっと見つめてたかった
終わらないでほしかった
これが たとえ 夢だとしても…
×