眩しい記憶

眠る君を起こさずに
風はそっと囁いて
遅咲きのヒマワリだけ
眩しく揺れる午後

今、
戻れないのに 願うから
戻れないのに 恋しくなる

夏の終わりに 咲いた花は
無邪気に笑う 君に似てた

明日 もし雨が降っても
君を濡らさないでほしい
頑張りすぎた心を
苦しめないでほしい

ただ、
叶わないのに 願ってた
叶わないから 夢を見てた

夏の夜空に 咲いた花は
ただ鮮やかに 散っていくの

色褪せない想い
二人がいた世界 物語は続くの

愛したことを 消したなら
僕には何が 残るのだろう

出逢えたことを 運命だと
信じることで 生きて行ける
出逢えた日から 眩しい日々
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