祭りばやしが終わるまで

瞳を閉じて 私にふれて
祭りばやしが終わるまで
指先でたどる愛が
今過去の河を
ゆっくり下ってゆくわ

あなたはいつも
哀しみを洗い流してくれた
私の手をひいて
こわれかけた橋を渡ってくれた

ひととき想い出見つめあい
あなたとの愛を河面に重ねたい
だから…だから
瞳を閉じて私にふれて
祭りばやしが終わるまで

ためらいの唇そっと
夢の時間(せかい)へ誘われて
さざ波にゆれる二人
もう流されても
あなたしか見えない

風吹く胸を
あたためてそばに生きれるように
無邪気に抱きあった
あの頃のあの場所 此処に戻すわ

ひとときやさしさ奪いあい
あなたとの愛を河面に重ねたい
だから…だから
瞳を閉じて私にふれて
祭りばやしが終わるまで

瞳を閉じて私にふれて
祭りばやしが終わるまで
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