無口

うまく言葉にできないおもいをどうすれば、どうすればいいんだろう
わかってくれていると思っていたんだ わかってくれないはずはないんだと
当たり前で言いそびれたことが 今頃になりこんな形で現れるなんて
わかってくれていると思っていたんだ 友達にもそう話していたのに
感謝とかすまなさとかとても言葉じゃ足りないよ
そしておまえをいとおしむ この思いどこへぶつければいいのか

誰かがとても上手な言葉で傷ついた君を理解してくれたのかい
俺たちが築いたものは言葉よりも軽いのか無責任な誰かの言葉より
言ってみるよ聞いてておくれありったけの思いを言葉で
やっぱり言葉じゃだめさ 言葉なんか嫌いさ
本当のことまで みんな嘘になる
感謝とかすまなさとか とても言葉じゃ足りないよ
そしてお前を失いたくないこの思いどこへぶつければいいのか

空しく言葉は空回りして
自分を弁護しようとするだけ
ただ お前を失いたくない
なぜ 解ってくれないのか
すでに閉ざされた お前の前で
やがて 俺は また 無口の人となる
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