欲望河

この街を 流れてる河は 今日も淋しさの吹き溜まり
愚か者や罪人達 救いの酒に酔い痴れてる

ただ流れゆく河の流れ あの頃のように
じっと見つめれば 忘れられぬ愛しい面影が
こみあげてくるのさ

この街は 欲望と人の夢が 転がり続ける街
裏切り合い 傷ついても慰めなんか欲しくない

ただ流れゆく河の流れ あの頃のように
じっと見つめれば 忘られぬ愛しい面影が
こみあげてくるのさ

行き過ぎる街の人は 悲しみさえ生きる力にして
傷ついた心抱いて 夜明けを待ちわびる
朝焼けの海に向い
ひたすらに ただ流れてゆく
もの云わぬ河の流れのように
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